ランニング理論

歳をとるとストライドが狭くなる

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前回お話ししましたが、足の回転速度が同じでもストライドが狭くなれば、記録は落ちます。このストライドが、歳をとるとどうしても狭くなってしまいます。なぜか?一言でいうと老化です。つまり、筋力と柔軟性の低下により 足が前に出にくくなると言うことです。

足を運ぶ運動というのは、まず股関節を上げ次に膝を伸ばし、着地したら膝を曲げ足首とふくらはぎとハムストリングを使って蹴り上げます。この一連の動きには、当然足の筋肉が一番重要になるのですが、そのほか首、肩、腰背部、腹筋など、全身の筋肉が関わっています。

そこで、50才を過ぎてから特に大事だなと思う筋肉は、足では内転筋、その他では殿筋、腹筋です。若い頃は、まったく意識していませんでしたが、今は大会の後やきつい練習の後に疲労を感じます。また、解剖学的、運動学的にもストライドに大きく関わる筋肉です。

つまり、これらの筋肉を常に良い状態でキープできれば、記録を維持、向上できると考えています。具体的には、練習、筋トレ、ストレッチさらに体のケアです。私は、基本的には練習の強度で筋力を維持していますので、必要最小限の筋トレしかしていません(この先はわかりませんが・・・)。
ただ、ストレッチと体のケア(スポーツマッサージ)は積極的に取り入れています。
前への一歩を、持続してスムーズに出せるかどうかが、カギですね!

 

 

 

 

 

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