ランニング理論

ピッチ・ストライドの関係

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

皆さんの走りは、ピッチ走法ストライド走法どちらですか?

身長における足の長さの比率で走る歩幅の狭い人をピッチ走法、歩幅の広い人をストライド走法といいます。よく、ストライド走法からピッチ走法に変えたいと相談を受けます。なぜかと言うと、マラソンには適しているからとの回答ですが、私はそうは思いません。走り方は、人それぞれの顔が違うのと同じでみんな違いますし、簡単に変えれるものでもありません。事実、男子なら中山選手、女子なら野口選手という名マラソンランナーが誕生しているからです。

タイムの速い人というのは結局、歩幅×足の回転速度ですね。二人のランナーがいて、同じ歩幅なら足が速く回る方が、足の回転速度が同じなら歩幅の広い方が、タイムが速いということになります。

どちらの走法が良いというのではなく、自分に適した効率的なフォームと、それを支える身体を作り上げるという考え方をした方が、記録を伸ばす近道だと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る