スポーツ障害と治療

腱炎と腱鞘炎はどう違う?腱の働きと構造

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足の内くるぶしや、外くるぶしの下、甲の部分に痛みがあり、治療に行くと、「腱の炎症です」と言われた事のあるランナーは多いと思います。

よく「スジを痛めた」という人がいますが、そのピアノ線状のスジが「腱」です。

そこで、「腱炎」について、腱の働きと構造から解説します。

「腱」とは、筋肉の両端についており、骨に付着する硬い組織です。その役目は、筋収縮による運動伝達や、逆に過度な筋肉の運動を制限する機能もあります。

「腱」は、「腱鞘」という筒状の器官の中を通っていて、その中には滑液が含まれており、滑りをよくしています。

その「腱」は、加齢とともに徐々に弾力性が低下し、その状態で過度なトレーニングをすると、摩擦力が増し組織を傷つけてしまいます。

その状態が「腱炎」または「腱鞘炎」です。

 

「腱炎」には、「腱自体の炎症」「腱鞘炎」の2パターンがあります。

ランナーの故障に、内くるぶしの下の「後脛骨筋腱炎」、外くるぶしの下の「腓骨筋腱炎」が多い理由は、くるぶしにより「腱」の走行を曲線に強制される上、使用頻度が高いからです。

予防や治療法についてはこちらの記事を参照してください。

関連リンク:
内くるぶし・外くるぶしの下の痛み

 

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