ランニング理論

足のバネを鍛えスピードをつける

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バネのある走り方とは?

ふくらはぎの筋肉とアキレス腱が上手く使われている走り方で、どちらかと言うとストライド走法、スピードランナーです。

そこで、簡単にランニング時の、ふくらはぎの筋肉とアキレス腱の関係について解説します。

ふくらはぎの筋肉{下腿三頭筋<腓腹筋・ヒラメ筋>}は、下方でアキレス腱に付き、踵骨に停止しますが、ランニング時、地面に足が着くと同時に筋肉と腱が伸ばされ、足を蹴る時(最大に伸びている)、そして、地面から離れる時、一気に筋肉と腱の収縮が起き(伸張性反射)、前方や上方への推進力になります。

バネの正体は、「ふくらはぎの筋力」と、「アキレス腱の弾性」です。

アキレス腱は、エネルギーを消費しないことから、上手く使えると、全体のエネルギー消費を抑えると言われています。

まさに、フォアフット走法がこれに当てはまりますが、今まで多く議論されているように、無理にフォアフット走法に変えるという事は、大きなリスクを伴います。

ここでは、ミッドフット(中央)、ヒールストライク(踵)着地のランナーでも、よりバネが鍛えられるという意味です。

それでは、どう鍛えたら良いのか。

その場ジャンプか縄跳び運動です。

ただし、姿勢が大事で、「体を一つの棒のようにとらえ、地面からの反発を感じるように」。姿勢が悪いと、バネのエネルギーが推進力に対してロスするからです。

スピードをつけたいという人は、一度試してみる価値は十分あります。ただ、やりすぎは禁物。ひとつの目安として、「つなぎジョックの時に違和感を感じない程度」が良いのではないかと思います。

加えて、ランニングは、ふくらはぎ、ハムストリングス、殿筋、腰、上体の筋肉との協調運動です。ふくらはぎだけを鍛えたからスピードがつくというものでもありません。筋力のバランスが重要なことをお忘れなく。

 

 

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