雑記

筋肥大のメカニズムとマラソン練習

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筋肥大には、2通りのメカニズムがあります。

  1. 筋繊維再生系
    筋トレをすることで、筋繊維が壊れたり傷つきます。その後、修復の過程で、筋繊維が増えたり、繊維が1本1本が太くなっていくしくみ。

  2. 蛋白質代謝系
    筋トレをすると、筋繊維の中の蛋白質(アクチン、ミオシン)の合成が高まると同時に、分解が抑えられ、筋繊維が太くなるしくみ。

このしくみをマラソントレーニングに当てはめると、練習をすることで筋繊維は壊され、蛋白質の合成が始まり筋肥大が起きるということですが、筋肥大が起きるのは、主に速筋繊維。また、強い負荷でないと速筋繊維に刺激が加わりません。

マラソン練習では、筋肥大は起きにくく、そこまでの必要性がないということです。

私の仲間で、30歳くらいのマラソンランナーがいました。その人はある時、筋トレの必要性を感じて、ほぼ毎日、ジムに通い全身を鍛え上げました。その結果、ムキムキの体になりましたが、残念ながらマラソンの結果は思わしくないものでした。マラソンに不必要な筋肉がついてしまい、走力が落ちてしまったのです。

マラソンランナーは、「何でもやりすぎる」特徴があります。例えば、体幹トレが良いと聞くと、そればかり、いろんな種類を時間をかけてやるランナーがいます。もちろん、体幹トレは大事ですが、もっと大事なのは「全身の筋肉のバランス」です。

マラソンランナーには、マラソンランナーまたは個人に合った筋トレがあるという事です。

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