運動生理学

ランニングが脳に与える影響

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ランニングをすることで、脳への血流量が増えて頭に良い、ということは何となくわかっていると思いますが、具体的にどのようなことが起こり、どのような効果があるのでしょうか。

  1. セロトニン、ドーパミン(脳内神経伝達物質)多く放出され、気持ちが前向きになる
    *セロトニン・・ 感情や気分のコントロール、精神の安定に関わる
    *ドーパミン・・ 多幸感を得たり、意欲を司る。運動調節にも関与
  2. 筋肉の動きが脳の感覚野(前頭葉の一部)を刺激し、記憶・発想・想像力を10%アップさせる
  3. 酸素を多く含んだ栄養豊富な血液が脳に行き渡り、脳の機能を高める
    走った後の脳を見てみると、海馬・前頭葉への血流量が多いのがわかっています。
    *海馬 ・・ 記憶を司る
    *前頭葉・・ 思考・創造性の最高中枢。生きていくための意欲を司る
  4. 脳細胞(ニューロンの新生)が増え、情報伝達のスピードが加速する

ただし、効果を得るには運動強度が大事で、一般的なランナーが行っている「つなぎジョック」の強度と時間(40~60分)が脳に一番良い、ということがわかっています。普段我々のやっているポイント練習では、きつすぎるようです。(笑)

さらに細かい話になりますが、激しい運動は、脳内の糖の消費を増大させると思われがちですが、実は減少することがわかっています。

糖の代わりに乳酸をエネルギー源として利用しており「運動は糖の節約と乳酸の利用によって脳の持久力をも高めている」と言えます。

良く考えてみれば、勉強は、脳内の糖の消費を格段に増大させますが、激しい運動中はあまり何も考えていないかもしれませんね。

 

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