ランニングやマラソンレース中のズーンとした脇腹の痛み、すごくつらいですよね。実は、予防することが可能です。
まず原因ですが、右脇腹の痛みは肝臓が揺れて横隔膜を引っぱるからだそうです。左脇腹の痛みは、脾臓から一気に血液が流れ出るためと、ガスが溜まることによるものの2種類があるようです。
それでは、どうしたら予防できるか?ガスが溜まることによる痛みは、みなさんもご存知の通りレース前の食事を気をつけることで良いかと思います。具体的には、前日の食事から消化のよいもの、ガスが発生しにくいものを摂ることです。
次にそれ以外の原因によるものですが、私の経験から脇腹に痛みが出るときは、かなり速いペースで走っている時、しかもあまり練習ができていない時に多いように思います。つまり、内臓が酸欠状態に慣れていないことが痛みを誘発する原因のようです。事実、レースペース以上の練習ができた時は、ほとんど脇腹の痛みに悩まされることはありません。
予防法としては、食事に注意すること、レースペース以上の練習を取り入れること、が大事です。
もしレース中に脇腹が痛くなった時はスピードを緩め、右わき腹の痛みなら右手を上に上げ左に側屈させる、左脇腹の痛みなら左手を上に上げ右に側屈させると良いと言われていますが、ひとたび脇腹の痛みに襲われると、なかなか収まらないのが現実です。
この脇腹の痛み、原因からするとシンスプリントと同じ「初心者病」といえるかもしれませんね(笑)