ランニング理論

市民ランナーがトラックレースに挑戦する意味

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最近いろんなマラソン雑紙を読んでいて、トラックレースに挑戦している市民ランナーの多くに、

  • 「学生時代陸上経験者」
  • 「マラソンの年代別記録が良い(レベルが高い)」

この2つの共通点があることに気づきました。
今回、その理由について紐解いていきたいと思います。

 

1. トラックレースがマラソンの基礎となっている

私もそうですが、学生時代に長距離を志す人の多くは、最初にトラック800m、1500mなどの中距離から始め、次にトラック5000m、10000mに距離を伸ばしていくケースがほとんどです。

これは、いきなり長い距離は走れないので、身体や走力の成長とともに徐々に距離を伸ばしてゆくという考え方です。

マラソンについては、今では大学生が挑戦する様になりましたが、私が現役の頃は、一般的に25才~26才くらいだったように思います。

2. トラックレースでスピード養成と維持

年齢が高くなると、相対的に持久力よりもスピード(筋力)が落ちる傾向にあります。
そこで、トラックレースに出場し、自分を限界まで追い込むことでスピードを維持しています(練習での追い込みとは、質が違う)。

<結論>

レベルが高いランナーがトラックレースに挑戦しているのは、マラソンで好記録を目指すために、5000mや10000mのスピードをできるかぎり維持しなければならない必要性を知っているから。

さらに、維持するためには、練習のみでは難しいことも知っています。結果、ここまでできるランナーはレベルが高いということです。

 

「スピードがない」「スピード練習が苦手」「記録が頭打ちになっているけど、まだまだマラソンの記録を伸ばして行きたい!」
という人は、ぜひ一度、トラックレースに挑戦してみてはいかがでしょうか!?

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