前回は、どうしてふくらはぎが固くなるのか?そして、その予防法についてお話しさせていただきました。
そこで、今日は固くて痛くなった場合、練習はどうすればよいのかをお話しします。
基本、アスリートはパフォーマンスを少しでもおとさないように、練習しながら治していきます。当然、完全に休んだほうが良い故障もありますので、注意して下さい。
まず、ケガの程度にもよりますが、毎日10キロ走っている人であれば、半分の5キロ。スピードは、走っていて痛みが強くならないペースかそれ以下。そこから日に日に良くなると同時に少しずつ、この少しずつが大事です。距離とスピードを上げていきます。くれぐれも焦らないように!治りかけのランナーが、嬉しさのあまり走りすぎ再発させてしまうケースを何度も見ております。
そして、走っていて固さと痛みを感じない。さらに、手で押してもストレッチをしても痛みと違和感がない。ここまでくれば、完治したと言えるでしょう。