スポーツ障害と治療

梨状筋(りじょうきん)症候群~その1~

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梨状筋症候群とは、マラソンランナーによくみられる臀部から下肢にみられる坐骨神経障害です。

梨状筋とは、臀部の深層(インナーマッスル)にある梨の形をした筋肉で、大腿骨を骨盤に引き付け、股関節を安定させる(股関節の外旋)作用があります。それがランニングなどの疲労により、特に大殿筋・中殿筋といった浅層(アウターマッスル)の筋バランスが崩れてくると、梨状筋に負荷がかかり、その下を通る坐骨神経を圧迫して痛みを出すというわけです。痛みはお尻の真ん中あたり、太もも裏からふくらはぎにかけて起こり、時には足の指にまで広がることがあります

この障害は軽傷の場合、意外と練習が出来てしまいますが、無理をすると悪化させて長引かせたり、他の箇所の故障につながる危険性があります。練習はほどほどにして、自分でストレッチしてみてください(ストレッチの方法は検索してください)。
並行して「スポーツマッサージ」もお勧めです。それでも治らない場合は「鍼」です。大変よく効きますので、ぜひ一度お越しいただければと思います。

どんな障害でもそうですが、ひどくならないうちに早めに手当てをしてください。早めの手当は、早期治癒につながります。

また、日頃から疲労が溜まってきたと感じたら、「スポーツマッサージ」で筋肉をほぐすことをお勧めします。疲労回復と故障予防に効果があります

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ランニング障害・ケガでお悩みの方へ

ランニング障害・ケガでお悩みの方は、ぜひ当院へお越しください。
鍼灸の治療はもちろん、スポーツマッサージ、ランニングやリハビリ期の練習に関するアドバイスもおこないます。


 

田中はりきゅう接骨院

所在地
岐阜県岐阜市西荘2丁目25-11
JR西岐阜駅から徒歩2分

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