ランニング理論

早朝トレーニングをスムーズに進めるために

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みなさん、最近の暑さは異常ですね。

マラソン練習も早朝に移行している方が多いのではないでしょうか。

そこで、早朝練習をスムーズに進めるために、「つなぎジョック」と「ポイント練習」の二通りについて、私のやり方をお話しします。

1「つなぎジョック」8~10キロ

起床時間は,スタートの直前です。食事は固形物は摂りませんが、スポーツドリンクを少々(普通のコップに半分~1杯)飲みます。

練習は、スタート前に簡単にストレッチ、ペースは体調に合わせるだけ、タイムは測りません。最後に簡単にストレッチをして終了です。

*私の場合は週に2回(日曜日朝16~20キロ・平日夜1000m×5~7本などのインターバル)は負荷を上げており、その間のつなぎジョックのやり方です。

2「ポイント練習」(日曜日朝・平日夜)

起床時間は、スタートの2~3時間前、食事は、総菜パン、菓子パン各1個、牛乳、コーヒーです。起床時間が2時間前だと、食事の量を減らして調整します。

練習は、あらかじめどんなペースで走るかを決めてトライしています。調子のいい時は予定変更しペースアップします。年齢的にも、上げられるときに上げておくと言う考え方です。

※夜練習、8時半スタートの場合は3時間前に菓子パン1個とコーヒー。

以上ですが、このやり方は私の体に合っているという事であって、それぞれ個人により、何時間前にどれだけの量を摂った方が良いのかを試行錯誤する必要があります。

ただ、長年の経験から空腹の方がパフォーマンスが上がります。胃に重い感覚のある時はペースが上がらない時が多く、走っているうちに胃に重い感覚がなくなると調子が上がってきます。(胃に内容物が多いと血液が胃に集まるからだと考えられます。)

私の場合、一週間のサイクルがだいたい決まっているので、日曜日の朝練習は体が動かないという事はほとんどありません。体が慣れているということ。

生理学的に朝体が動かないのは、体温が低いからです。

もし、早朝に大会があったら、大会の一週間前から早起きの訓練をすると、スムーズに体温が上がると言われています。大会の直前だけ早起きしても、あまり意味がないという訳です。

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