運動生理学

筋力増強の要因、神経系の抑制とは

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筋力増強の要因には、以下の二つがあります。

  1. 筋繊維の断面積が太くなる
  2. 神経系の抑制の低下

今回、1についてはイメージできると思うので、2について説明します。

人は運動するとき筋肉を活動させるわけですが、100%の筋力を出しておらず、神経系の抑制が働き、その出力を抑えています。

その理由は、あまり大きな筋出力を出してしまうと、ケガをしてしまうからではないかと言われています。

筋出力には個人差があり、70~90%の筋力が使われているようです。

70%と90%では大きな違いがありますが、トレーニングを積み重ねていくと、より100%に近い筋力が出せるようになります。

つまり、神経系の抑制の低下が起きることは、イコール、筋力アップという訳です。

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