子供が、小学生、中学生、高校生と成長するにつれて、発達する器官に特異性があります。それを考慮した運動をすることで、より効果が上がります。
以下にまとめてみました。
<小学生>
脳、神経の発達・・バランス感覚、体の使い方などを学習するため、いろいろなスポーツをする
<中学生>
循環器、持久力の発達・・水泳、長距離など有酸素運動を取り入れる
<高校生>
筋肉の発達・・筋トレなどを取り入れ、パワーをつける
これらを考えると、子供をマラソン選手にしたい場合、小学生のうちから、高校の陸上部がやる練習をしても効果が上がらないことがわります。むしろ、精神的に疲れてしまい、長距離が嫌いになる心配があります。
中学生くらいから、徐々に長距離を始める感じで十分です。
一方、卓球やゴルフなどは、敏捷性、器用さが求められる競技性があるため、小さい時から正しい動きを身につけるトレーニングが重要になります。
このように、スポーツの特性により、どの時期にどんなトレーニングをするのかは、とても大事なことです。
ただ、スポーツするのは本人。
特にこの時期、どんな競技でも、楽しさを伝え、その競技を好きになることが非常に大切なポイントです。