ランニング理論

筋トレは、練習前、後どちらにやるべきか

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よく、練習前や練習後に筋トレをしている光景を見ますが、果たしてどちらが正しのでしょうか?

答えは、どちらも正解です。

ただし、練習前と後では目的が違うので、それを理解したうえで行ってください。

練習前の筋トレは、筋温を上げたり、関節の動きを滑らかにしたり、ウオーミングアップの位置づけとなり、負荷は弱く、回数も少なめにします。

練習後は、筋肉を太く、強くするため、負荷の強い筋トレを行っても大丈夫です。

<まとめ>

  1. 負荷の弱い筋トレは、練習前後どちらでもよい。
  2. 負荷の強い筋トレは、つなぎジョックの日は練習前後どちらでもいいが、ポイント練習前は、走りに支障をきたすので、やらない方がいい。

※ダイエット目的の場合は、筋トレ(強負荷)をした後に、ジョギングや水泳などの有酸素運動をすると、効果があがります。

 

<成長に見合った負荷のかけ方>

筋トレの負荷のかけ方には、成長に見合った負荷のかけ方があります。

個人差はありますが、だいたい小学生から中学生の第2次性徴が終了するまでは、骨端軟骨部が弱いので、骨端軟骨部の障害や骨の成長に悪影響を及ぼす危険がある高負荷の筋トレはしてはいけません

このことから、小学生期は正しい動作や姿勢の習得、中学生期は持久力を高めることを目的にした、低負荷の筋トレメニューにしなければなりません。

高負荷の筋トレは第2次性徴が終わり、身長の年間発育量がピークを過ぎたあたりに、骨の成長が終わるので、それ以降可能になります(だいたい高校生以降)。

 

 

 

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