先日、NHKの番組「増やせ!元気でかわいい赤血球SP(11月7日放送)」で、「赤血球」について取り上げていたのでご紹介します。
人体には60兆個の細胞があり、そのうち20兆個、つまり3分の1を赤血球が占めます。
赤血球の寿命は約4ヶ月。120日ですべての赤血球が作り替えられます。
赤血球の色には個人差があり、鮮やかな色の場合は酸素と結びついたヘモグロビンの割合が多く、ヘモグロビンの割合が少なくなるにつれて薄暗い色になります。つまり、ヘモグロビンの割合が、顔や肌の色を決めます。
ヘモグロビンが少ないということは、貧血状態だということ。
貧血の人の赤血球は、色の悪さに加え、形、大きさもバラバラで、顔色は青白くなります。
赤血球には硬さがあり、よりしなやかな方が毛細血管の隅々まで酸素を運ぶことができ、新陳代謝が上がります。よって、美肌になります。
この赤血球の状態の良し悪しが、美肌や見た目の若さを作るようです。
では、どうすれば“血色のよい美肌”を手に入れることができるのでしょうか?
<方法>
- 鉄鍋を使った料理で鉄分の補給をすることで、ヘモグロビン量を増やす(コーテイングしてある鍋はダメ)
- 青魚(サバ、イワシなど)のEPA(エイコサペンタエン酸)をたくさん摂ることで、赤血球にしなやかさを作る
以上ですが、よくよく考えてみると、1,2ともマラソンの持久力アップにとても効果のあるものです。
ランナーが年齢よりも大幅に若く見られ事がありますが、これらの事が大きく影響しているように思います。