マラソンのきつい練習をしたあとには、「牛肉(赤身)」や、マグロなどの「赤身魚」がおすすめです。
その理由は、「ヘム鉄」や「必須アミノ酸」を多く含む良質のたんぱく質が、傷ついた筋肉の早期修復と免疫力アップをはかるからです。
ちなみに、すぐ思い浮かぶ「赤身魚」といえばマグロやカツオですが、アジやサバなどの回遊魚はすべて「赤身魚」に分類されます。回遊魚には遅筋が多く、赤身の素は「ヘモグロビン」や「ミオグロビン」などの色素タンパク質です。
「ヘム鉄」とは、ヘモグロビンの構成要素の主となるもので、「ヘム鉄」と「グロビン(たんぱく質)」の複合体が、ヘモグロビンです。
「ヘム鉄」は、酸素を身体の隅々まで運ぶ役割を担っており、肉や魚などの動物性食品に多く含まれています。
一方、野菜や穀類(植物性食品)に多く含まれている鉄を、「非ヘム鉄」と言います。
「ヘム鉄」は「非ヘム鉄」の5~6倍の吸収性があり、胃壁や腸壁を荒らすことがなく、良質の鉄と言えます。
「必須アミノ酸」とは、生命維持に欠かせないもので全部で9種類あります。自分の体内で合成できないアミノ酸なので、体外から摂取するしかありません。
色々調べてみると、フルマラソンを走った後は、かなり体力を奪われ内臓も弱っているので、アルコールは控え、消化の良いものを食べた方が良いとされています。
ただ私の場合、内臓が強いためかフルマラソンの後は決まってビールに焼肉でした。笑
個人的な見解ですが、「食べたければ、食べたいものを食べて問題なし」。むしろ元気が出るように思います。