今月14日の日曜日、岐阜市民会館において、岐阜青年会議所主催による市民フォーラム、元首相小泉純一郎氏による講演、演題「広い視野と高い理想が未来を切り拓く ~日本の歩むべき道~」が開催されたので聴いてきました。
冒頭、本人も若いころは青年会議所に入って、それから政治家の道に進んだと言っておられました。
次は、脱原発の話です。ご存知のとおり小泉氏は3.11の大災害をきっかけに原発反対論者です。この話が全体の三分の二を占めることとなりましたが、その中で印象的だったのは、どうして、首相の時に原発反対論者の本を読まなかったかが悔やまれるそうです。この事象にからみ「人間は考え方が変わるんです」と自分に納得するようにうなずいていました。
最後は哲学的な話で、私が一番感銘を受けた部分ですが、
岐阜県岩村出身の儒学者「佐藤一斉」の名言、
「少にして学べば、壮にして成すあり、壮にして学べば、老いて衰えず、老いて学べば、死して朽ちず」
(意味:若いころから学べば、壮年になって大きなことをなし遂げることができる。壮年になってから学べば、年老いても衰えることなく活発に生きることができる。年老いてから学べば、死んだとしても不朽の評価が得られる。)
から、いくつになっても学ぶことの大切さを切々と訴えられました。
私も、少なくともマラソンと治療の勉強は頑張らないといけないと、再認識しました。