ランニング理論

LTトレーニングによる身体の変化

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LTペースについては、今までにも説明しているので、今回、LTトレーニングで身体の中にどんな変化が起きているのかについて調べてみました。

  1. 筋肉の収縮(収縮タンパク質であるアクチンとミオシンがくっ付いたり、離れたりして収縮する)に関する遺伝子が発現し、ミオシンの付け根部分が増強され、より強い運動に耐えられるようになる。

  2. 糖(グリコーゲン)、脂肪(中性脂肪)代謝に関する酵素が多くつくられる。特に、持久的な運動をする場合、糖(グリコーゲン)と脂肪(中性脂肪)をエネルギー源として使いますが、糖を温存して脂肪を優先して燃やすことが望ましいため、脂肪をエネルギーに変えやすい身体に変化する。

  3. LTペースの120%強度の運動(50分~60分)で、筋肉の質を変えることができる。

<まとめ>

LTトレーニングを行うと、特に代謝系の遺伝子の発現が多く起こり、マラソンに適した身体になります。

《具体的な練習メニュー》

  • LTペース走(40分~60分)
  • 2000m×3~4本
  • 5000m+1000m×1セット

※レベルにより運動時間を考える必要あり。強度を増すことで、脚筋力、心肺強化ができる。

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