7月21日、22日の二日間、タカマラソンクラブの初合宿を14名(男性10名、女性4名)で実施しました。
合宿地に選んだ長野県売木村(うるぎむら)は、私の知人である重見高好君がこの村をアスリート合宿の聖地にするプロジェクト『走る村うるぎプロジェクト』の責任者として村おこしのために頑張っているので、今回、お世話になることにしました。
マラソンの合宿初体験のメンバーもたくさんおり、数日前から「すごく楽しみです」という意見がたくさんある中でのスタートです。
<1日目>
21日(土)は、4台の車に分乗し12時に岐阜を出発。各務原ICから園原ICまで高速で移動し、売木村の旅館に14時半に到着。
少し休憩をして、15時半から14.7K走を実施しました。
前半6Kまで上りが続き、それ以降9Kまでは下り。それにしても前半上りがかなりきつく、集団はばらけ気味。その後平地が2Kあり、11Kからはまたも上りが1.5K。これもかなりきつい。
その後はトンネルを抜け、下り基調で旅館前にゴールしました。トンネルの中は、非常に暗く危険で立ち止まったり、歩く人もいるほどでした。
コース全体としては、日影が少なく、もう少し気温が下がってから走りたいコースでした。それでも岐阜に比べると、5度くらいは気温が低いので、みなさん精力的な走りをみせてくれました。
そして夜はお待ちかねの宴会!
とりあえず喉がカラカラで、全員が生ビールで乾杯。あまごの塩焼き、野菜、肉、五平餅と鳥鍋をいただきましたが、どれも美味しい!お酒も入って会話も弾みます。
料理がなくなってきたところで、宿のはからいでマイクロバスに乗り、蛍見物に。残念ながらあまり蛍は見られませんでしたが、宿に戻ってからも楽しみは続きます。
部屋に戻ってからの二次会も、マラソンの話で熱く盛り上がりました。個人の長所や改善点などを面白おかしく語り合いながら、やはりみんなが「速くなりたい」という気持ちを持っていることを再確認でき、とても良い交流ができました。
最後に、私が時間をかけて技を磨いたハンカチ手品を披露。種明かしはできませんが、うけも上々のうちに、24時でお開きとなりました。
<2日目>
22日(日)は、朝5時15分に旅館前集合。8Kをクロスカントリーを混ぜて軽くジョギングしました。
7時に朝食をとり、休憩。
9時半から、旅館前を起点とした6.1Kの周回コースを2~4周(ノルマは2周以上)。スタートして500mくらいは平地ですが、その後3K過ぎまで上り。ただ日影が多く風も冷たいので、そんなに苦痛ではありません。その後5Kくらいまで下り基調、途中ちょくちょく日影もあり、割と快適です。最後1Kが平地になりゴール。このコースは、我々には非常に合っていると思いました。最後の練習もそれぞれ熱い走りでした。
その後昼食をとり、茶臼山高原に寄って、16時ころ帰路に着きました。
今回、私が心配していたのは、全員が練習を消化できるかどうか(故障者は除外)。マラソンの合宿なので、走れなければ何の意味もありません。おかげ様で、全員がノルマを達成し、夜も大いに盛り上がり、とても良い合宿になったと思います。
今回、お世話になった重見君と、宿泊した宿「遊星館」の方々にはとてもよくしていただき、心より感謝いたします。
また、クラブメンバーの中垣君はスタッフのような働きをしてくれて、本当に助かりました。彼がいなければ、間違いなくこんなにスムーズに合宿は進まなかったように思います。本当にありがとう。ただひとつ、彼が自分の練習ができたかどうか、少し気がかりです。
またぜひ合宿を計画して欲しいという意見もあり、前向きに検討したいと思います。
合宿参加のみなさん、本当にお疲れ様でした。これをきっかけに、精力的に練習に励んでいただき、ぜひ秋以降のマラソンで好記録を出してください。期待しています。