私がランニングクラブ「金曜ろーど走(現在はタカマラソンクラブに改称)」を作ったのは2013年。気づけば早5年が経とうとしています。
この間、たくさんのランナーと関わり指導する中で、ふと、フルマラソンで結果を出すためには、「あるもの」が必要であると、確信しました。
私がフルマラソンで結果を出すために最も必要だと確信したもの、
それは、「あきらめない精神力」です。(ハングリー精神とも言います。)
今さらという事でなく、自分なりにマラソン理論を一通り勉強しての答えです。
この「あきらめない精神力」が備わっているランナーがマラソン向きだという事。
マラソン向きのランナーにはある共通の特徴があるので、今後のマラソンに参考にしていただければと思います。
<マラソン向きランナーの共通点>
- 出場したフルマラソンのタイム差が少ない
(調子の悪い時でも最後まで気を抜くことなく頑張れる) - 悪条件のレースは、いつもより順位が良い
(向かい風や坂など、誰しもがきついと感じる中で、最後まであきらめない精神力がある) - 環境(仕事、家庭など)が厳しい中でも、工夫して練習時間を作っている
(厳しい壁を乗り越えることで、ハングリー精神が宿る) - 普段から弱音をはかない
(マラソンに対して、集中できている)
この4つをクリアするには、具体的な目標を立て、何が何でも記録を出すという強い意志を、年間を通して持ち続けられるかどうかがカギになります。つまり、粘り強い人間であることです。
これらの精神力を基礎として持ちながら、練習内容やフォーム、調整方法などを試行錯誤し、自分に合うものを見つけること。
これがマラソンランナーとして成功する道だと思います。