ランニング理論

朝練習の効果(メリット&デメリット)

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これから、気温もだんだんと上がり朝練習に比重を切り替えていくランナーも多いと思います。そこで、マラソンの朝練習(あくまでも朝食前)のメリットとデメリット、さらに注意点についてまとめてみました。

<メリット>

  1. 身体が目覚め、ドーパミンが分泌されて集中力がアップし、仕事がはかどる
    ※ドーパミンとは、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、多幸感、意欲、学習、運動・ホルモン調節などに関わる
  2. 朝は血糖値が低く、エネルギーの消費が糖質から脂肪に切り替わるのが早くなり、脂肪燃焼効果が高まる
    ※脂肪燃焼効果が高まる=痩せやすいという事だが、スピードと距離に比例する

<デメリット>

  1. 身体が目覚めていないため、スピードが出にくい
  2. 血糖値が低いため、強負荷の練習に向かない

<注意点>

  1. ランニング前に一杯の水分をとる(脱水防止)
  2. 距離を走る場合は、バナナ、リンゴ、ジェルなどを少しだけ胃に入れる(低血糖防止)

私の場合、平日は昼休みの時間に練習し、木曜日の夜と日曜日の午前中をポイント練習にしています。
毎年7月くらいから気温が上がり始めると同時に、昼休みの練習を早朝に切り替えていますが、ポイント練習を2回こなしているため、内容はほとんどが「つなぎジョック」になります。

ただ、仕事などが忙しく、ポイント練習を朝やらないといけない人は、起床してから走り始めるまでの間の時間をとったり、軽く胃に入れたりと、ひと工夫必要です。

いずれにしても、早朝練習は眠気との戦いもあり、つらいです。しかし1ヶ月も続けると、体も慣れてスムーズに動くようになります。
これから気温の高くなる夏、仕事の忙しい方にはお勧めします。

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