スポーツ障害と治療

故障中のランニングはどうすればいい?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

よく治療に来たランナーの患者さんから「練習してもいいですか?」と聞かれることがあります。

基本アスリートは練習をしながら治していきます。

なぜか?

それは、できる限り身体能力を落とさないためなのはもちろんのこと、モチベーションの維持にも大きく関与するからです。

特にマラソン競技の場合、ほとんど毎日が練習です。1週間以上も完全に練習を休んでしまうと、復帰の時になかなか気持ちのスイッチが入りませんし、いかんせん太ってしまいます。みなさんもご存知の通り、この競技は太ってしまっては負けです。

それでは、故障したときにはどんな練習をすればよいか?

故障の程度にもよりますが、基本はゆっくりジョックかウォーキングです。負荷の目安は「翌日に痛む箇所が悪化していないこと」これが大事です。練習を休むことができず、やりすぎて故障を長引かせるケースや、反対に休みすぎて、まんまるに太ってしまったケースも多く見てきました。そこは、自分の感覚が頼りになります。ジョックもウォーキングもできない人は、水泳がお勧めです。

また故障中は練習と食事のバランスを考えなくてはいけません。当然、練習をそれほどしていないわけですから、低タンパク、低カロリーにして、出来るだけ太らないようにすることが大切ですが、2~3キロくらいの増加はそれほど気にしなくても大丈夫です。むしろ大事なのは、故障して目標を見失ってしまわないことです。

強くなれる選手というのは、どんな状況でも「目標を見失うことなく、モチベーションを維持できる人」です。さらに、強い気持ちが免疫系に働きかけるのか、不思議と故障も早く治ります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

ランニング障害・ケガでお悩みの方へ

ランニング障害・ケガでお悩みの方は、ぜひ当院へお越しください。
鍼灸の治療はもちろん、スポーツマッサージ、ランニングやリハビリ期の練習に関するアドバイスもおこないます。


 

田中はりきゅう接骨院

所在地
岐阜県岐阜市西荘2丁目25-11
JR西岐阜駅から徒歩2分

電話番号
058-253-2901

診療時間
平日 8:30~12:00 16:00〜21:00
木曜日 午後 予約制
土曜 8:30~12:00

休診日
日曜日・祝日

田中はりきゅう接骨院 公式HPへ