スポーツ障害と治療

冷やすか・温めるか

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私の仕事上、ケガをした時「これは冷やした方がいいのか」「温めた方がいいのか」こんな質問をたくさんいただきますので、今日はその疑問にお答えしたいと思います。

まず、冷やすこと、温めることで体はどう変化するのか?
冷やすことは、血管を収縮させ出血を抑えます温めることは、血流を促進させ、動きを滑らかにする効果があります。従って、捻挫・打撲・肉離れなどの急性期は程度にもよりますが、ケガの直後から2~3日は冷やします。その後、熱感がとれてきたら次は温めます。慢性化した腰痛・膝痛・アキレス腱などは、普段や運動前は温めますが、運動後は冷やす。これが基本になります。

次にシップです。冷感・温感の2種類ありますが、それぞれ冷却・温熱効果はそれほど高くありませんので、冷却は氷・温熱は光線やお湯をお勧めします。さらに、冷感・温感それぞれ「冷たく感じるシップ」「温かく感じるシップ」という意味で、消炎鎮痛効果にほとんど違いはありませんので、そこまでナーバスになる必要はありません。シップは補助的な感覚でお使いいただければと思います。なお、効果の持続時間は約3時間です。一日中貼っている人をよく見ますが、せめて半日で剥がして欲しいですね。

さらに、ストレッチやウォーミングアップは体を温め、ランニングや投球後のアイシングで足首や肩などを冷やすことは、ケガや故障の予防に大きな効果があります。

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田中はりきゅう接骨院

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