雑記

東京2020オリンピック/中長距離・マラソンを観て

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みなさん、こんにちは。

今日男子マラソンを最後に東京オリンピック競技はすべて終了しました。

暑い中、本当にお疲れ様でした。そして、選手のみなさん、感動をありがとうございました。

中長距離・マラソンを観させていただいた中で、私が卒直に感じたことを述べさせていただきます。

男子3000m障害 三浦選手、8分10秒を切る、一けた台のタイムを予選でたたき出し、決勝は15秒台でしたが7位入賞。

女子1500mでは、田中選手が準決、決勝と2レース共に4分を切り8位入賞。

女子5000mでは、廣中選手が予選、決勝2レース共に14分台で走破。

これには驚きました。

このように世界に迫る走りは、私の学生時代、30年以上見たことがなかったし、「不可能なのか」と思っていたので、今後、「不可能ではない」と期待を抱かせていただきました。

そして、3人に共通するのは「若さ」。

中長距離は若いうちがいいとも思いました。

次にマラソン。

女子は一山選手が、先頭とは約3分、2位・3位とは2分40から50秒差で8位入賞でしたが、本人のインタビュー「世界のトップランナーは暑くても強かった」からもわかる通り、世界との差を感じたようです。

マラソンはアフリカ勢が力を入れるようになってから、差が一気に開き、なかなか縮まっていないのが現状です。

NHKでも取り上げられましたが、アフリカ勢の筋肉(蛋白質)、血液、骨格、走り方などが生まれた時からの高地での生活やトレーニングにより、マラソンに適した体質になっていることは、すでに科学的に証明されています。

解説の中で、これまでの一山選手の練習内容が紹介されていましたが、野口選手や高橋選手を超えるような練習量をこなしてきおり、本人も「これ以上できないくらいの練習をしてきた」と言っていました。

今後、アフリカ勢に近ずくためには、練習量でなく、違った角度からアプローチしていく必要があると思いました。

男子は、大迫選手が先頭と約2分、2位・3位とは40~50秒の差で6位入賞です。

これは、持ちタイムからすると大健闘だと思いますし、日本人が世界のトップと勝負できる勇気と期待を抱かせてもらえる快走だと思います。

彼は、単身でアメリカに渡り、世界のトップクラスが集結するチームで最新の科学的トレーニングを行い実力をつけてきました。日本のマラソン界の常識を破る行動力です。

また、今回のレースは事前に、これを最後に現役を引退することを公言しました。

この二つの事からわかるように、彼は、自分を窮地に追い込んで力を引き出していくタイプなんだと感じました。

いずれにしても、練習、メンタル面で世界のトップクラスにあること、あったことは間違いないと思います。

今後の日本マラソン界は、しばらく彼から学ぶことで成長していくのではないでしょうか!

最後に、今回思うように力を出せなかった選手は、次の世界選手権、オリンピックでリベンジして欲しい!

 

 

 

 

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