第二回は、島田陽子さん(3時間43分44秒)の振り返りを掲載させていただきます。
岩津さん、松井さんのお二人は、後日YouTube公式チャンネルで動画配信します。
[第二回] 島田 陽子さん
数か月前からマラソン練習に取り組んできて、成功したと思う事、一方失敗したと思うことがあれば教えてください。
良かった点は、できるだけ練習会に参加することで距離を踏むことができたこと。
失敗した点は、 大事な走り込みの時期に調子を崩していい練習ができなかったこと 。調整がうまくいかなかった。
スタートラインに立った時、レース中、ゴール後の心境は?
スタートラインにたったときは、 なるべく普段通りいこうと思った。
レース中は、 やってきた練習を思い出してつらい場面を乗り越えようと思った。
コール後は、完走できて安心した半面、 もっといい走りができたはずと悔しい気持ちもあった。
どれくらいのタイムを狙っていましたか?また、今回のタイムの自己評価を聞かせてください。
3時間40分くらいを狙っていたが、体調不良で叶わなかったので自己管理が不足していたと感じた。経験も必要だと思った。
今後の目標を教えてください。
今後は後半のきつい場面こそ粘れるような走りがしたいと思う。その日のコンディションに臨機応変に対応できるランナーになりた い。
タカマラソンクラブの良いところはどんなところですか?
目標に向かって切磋琢磨しあっていて、自分だけでなく仲間の成長も喜び合えるところです。
インタビューあとがき
島田さんは、マラソン練習に入り1ヶ月過ぎたころまでは順調に進みタイムも非常に良かった。しかし、その後ケガをしてしまい完全に治るのに1ヶ月かかり、それが大会2週間前。それから急ピッチで仕上げ何とかスタートラインに立つことができました。
私の予想では、ケガする前に30キロもいいタイムで走れているし、2週間前の16キロも4分53秒/kmで走れたので、3時間40分は切れるだろうと思っていました。
彼女レースのペースを見てみると、25キロまでは5キロを25分前後で刻んでいるが、25キロ過ぎからタイムが1分くらい落ち始めています。このあたりから走り込みが足りない影響が出ているかな?と感じます。その後粘りの走りですが、残念ながら残り2.195キロは止まってしまい3分ロスしています。
それでも元々サブ4狙いでクラブに加入してきた彼女が、初マラソンで3時間44分でゴールしているわけですから、合格点だと思います。
勉強熱心でモチベーションも高くひとりでも練習が出来きる彼女。
課題は、本人も書いてますが、経験とあとは「ケガなく距離を走れる体を築き上げることができるか」これにかかっていると思います。
これがクリアできれば、3時間35分は間違いなく切れます。