TOGA天空トレイルランに、当クラブから中村(雅)さんがロング43.4K、下田さんがショート21.9Kに出場しました。
<結果>
- 中村(雅)6時間29分10秒 34位
- 下田 3時間26分31秒 6位(年代別2位)
中村(雅)さん、コースベストで、順位も最高でした。
本人曰く”やはり長かった。”
下田さんは、初出場で入賞でした。
お二人ともおめどうございます。そして、お疲れ様でした。しばらくは、ゆっくり体を休めてください。
私のマラソン現役時代、トレイルランはまったく浸透しておらず、マラソンの記録を出すためにトレイルランの練習や大会に出場するという事は、皆無に近い状態をでした。
しかし、その後のマラソンブームに乗り、マラソンと並行してトレイルランに挑戦している人が驚くほど増えています。
以前、BS放送で200K以上を走破するトレイルランの番組がやっており、”マラソンとの違いは何か”に注目しながら見ていました。
大きな違いは、アスリートと呼ばれるマラソンランナーは、”あくまでも、目標は記録達成”に対し、トレイルランナー多くの方が、記録はもちろん、それ以外の部分、例えば、”難コースを制した征服感、痛みに耐えながら完走できた充実感など、肉体的精神的な限界を刺激するスポーツ”を求めているように思いました。
私は、常々クラブメンバーにこう言っています。
「マラソンランナーなのか、トレイルランナーなのかを考えて欲しい」
つまり、マラソンとトレイルランでは、使う筋肉やエネルギーの使い方に違いがあり、練習方法を変えないといけないからです。さらに言うと、トレイルランをやりすぎると、マラソンにはマイナスになるとも考えています。
一方、トレイルランナーのマラソン後半のスタミナには目を見張るものがあるため、トレーニング理論に照らし合わせてみたところ、理由は明解になりました。
トレイルランは、やり方次第ではマラソンの記録更新に間違いなくプラスになると思っています。
マラソンの記録更新のための、トレイルランを考えていきます。