スポーツ障害と治療

ランニング時の膝裏、膝周囲の痛み(膝蓋軟骨軟化症)

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膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)とは、打撲、捻挫などの外傷または運動(ランニング等)のしすぎにより、膝蓋骨裏の軟骨が傷つき変性した状態を言い、程度により痛みを伴います。

原因は、膝蓋骨の不安定性、アライメント異常(Q角増大)、ホルモン異常などが関係しており、若年女子に多く発生します。

症状は、膝の曲げ伸ばしの時に、きしむ音がしたり、階段の昇り下り時に、膝の内側に痛みが出ます。よくタナ障害と間違えられますが、膝を伸ばした状態で、膝蓋骨を圧迫すると痛みや違和感を感じれば、同障害が疑われます。

治療は、激しい運動は控え、大腿四頭筋のストレッチと筋力強化です。これによって、膝蓋骨の安定性が高まり、治るケースが多く見受けられます。ただ、それでも同障害を繰り返す場合は、一度専門医に相談してみましょう。

*Q角とは、膝蓋骨中央点~上前腸骨棘 および 脛骨粗面 の2本の線がなす角のこと。(正常・・平均14° 男子10°、女子15°/ 異常・・20°以上)。この角が大きくなると、膝蓋骨に外方の力が加わりやすくなり不安定性が高まります。

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田中はりきゅう接骨院

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