ランニング理論

トレイルランニングの効果

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

最近ブームになっているトレイルランニング
山の登山道などを、駆け上がり降りてくる練習ですが、果たしてどんな効果があるのでしょうか。

<効果>

  1. 上り下りの勾配がきついため、脚筋力がつく
    ※大腿四頭筋・ハムストリングス・腸腰筋
  2. 不整地を走ることで、普段それほど刺激の入らない細かな筋肉に多方向から刺激が入る
    ※前脛骨筋・腓骨筋・足底筋・足の指骨に着く指を曲げたり伸ばしたりする筋肉など
  3. 体が前後左右にぶれるのを防ぐため、体幹を支える筋力強化になる
    前体幹筋(腹直筋・腹斜筋)、後体幹筋(広背筋・脊柱起立筋)など
  4. ペースが速ければ、心肺強化できる
  5. 各関節と筋肉との協調性(バランス感覚)が養われ、滑らかな動きが習得できる
  6. 森林浴で気分もリフレッシュでき、特に夏場は気温が低く走りやすい

 

以上がよく言われている効果ですが、もう一つ大変重要な効果があると思います。
それは、「マラソンの後半、失速しないスタミナがつく」という事です。事実、うちのメンバー3人がトレイルをやっていますが、3人すべてにマラソンの後半失速しない共通点があります。
これは、以前にお話ししたトレーニングの3原理+5原則の中の「前面性の法則」で、全身の筋肉を鍛えることが一つの体力という考え方に理論上当てはまります。

今年の夏は、タカマラソンクラブも積極的にトレイルランニングを取り入れていきたいと思います。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る