この度、マラソンに関する書籍、「心臓病と駆け抜けた2時間18分57秒」を、出版いたしましたのでお知らせいたします。
まず最初に、なぜ本を書く気になったかと言うと、昨年の4月に父が亡くなったのがきっかけです。あれだけ気丈な実の父が一瞬にしていなくなる現実を目の当たりにして、人の「死」について真剣に考えさせられました。そして、「私が今みなさんにできることは何か」「やらなければならないことは何か」を心の底から自分自身に問いただした結果、私は「私にしかないマラソンと治療家としての経験を伝えなければならない」と、そう思いました。
この本の特徴は、前半部分がサラリーマンであるが故の仕事との葛藤や、心臓病をかかえながら私がどのように考え行動し、記録を伸ばしていったか。後半部分は、「ランニング理論とランニング障害」について、自分の経験を盛り込み書き上げたました。机上の理論のみでなく、経験を盛り込んだことで現実のものとしてとらえやすく、自分のものにしてもらえるのではないかと思います。
これからランニングを始めようとする人、さらに記録を伸ばしていきたいという人に、ぜひ手元に置いてもらいたい一冊です。そして、みなさんのランニングライフをより楽しく充実したものにできるのではないかと思っています。
書籍は、全国各書店、またはamazonウェブサイトでご購入いただけます。